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2010年09月29日

女子向けかりゆしウエアを考える

 はいさい、カナモトですカナモト

 最近、朝晩が少し肌寒くなりはじめ、「そろそろ長袖かな?」とお考えの方も多いのでは。
ところで、女子の皆さん! 今年の夏、かりゆしウエアって着ました? 
 実は先日22日、女子向けのかりゆしウエアについて考える、とても興味深い会議が県庁であったんです。
かりゆしウエア意見交換会

 ご存知のように、男性に比べ女性って、かりゆしウエアを着ませんよね?
じゃ~なぜ、女性はかりゆしウエアを着ないんでしょうか?

 この疑問を解決しようと、この日の会議では、かりゆしウエア縫製メーカーや、デザイナー、服飾アドバイザー、県庁の担当者ら約30人が集い、いろいろな意見を出し合いました。

県担当者「かりゆしは丈が短いので、腕を上げると、背中が見えちゃう」

NPO関係者「スーツのズボンはそのままで、上着だけ、かりゆしウエアを着ても格好悪い。そんなおじさんを見ると、若い人や女性は、かりゆしウエアは自分達の世代のものではないと考えてしまう」

かなさ「かりゆしウエアという名称だが、必ずシャツでなくても、チュニックやワンピースがっあってもいいのでは」

なるほど。

しかし、特に興味深かったのが、縫製メーカー側からの意見
 「確かに、女性向けかりゆしに、デザインや素材など、男性向けとは比べ物にならないほど多様なニーズがあるのは分かっている。だが、在庫のリスクを考えると、どうしても最大公約数的な生産になってしまう」

 メーカーとしても、女子向けに、もっとデザインの多様性が必要だとは認識していても、生産ロットの関係で、どうしても無難なものを無難な数だけ作りがちらしい。
 ふ~ん。分かるような、分からないような・・・。

 一方で最近、女子向けや、若者向けのニーズをとらえ、セミオーダーや1点もので、かりゆしウエアを作っているデザイナーさんも活躍していて、一定の需要に応えているようです。(当然、生産数に限りがありますが・・)

 いろいろと課題はあるようですが、この会議を通じて、そもそも、人って、「服」に対して、とても保守的なんだなぁーって感じました。(自分も含めて)
 大人になると、だんだんファッションに「冒険」しなくなり、いわゆる「外さない」服を買ってしまいがちですよね。

 だから今、かりゆしウエアを着ていない女子に、着てもらうためには、相当な「動機」がなければならないのかなーって感じがしました。

 私たち、かなさうちなーむんは「県産品の応援」が使命ですから是非、たくさんのうちなー女子に、かわいく、そしてかっこよく、かりゆしウエアを着てもらえるよう、いろいろと考えていきたいと思います。
 長くなりましたが、よろしければ皆さまのご意見をお寄せくださーい♪













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